アイワナシーユー号のパドック
「とりあえず一口馬主」でたどりついた方は、たぶんこれから一口馬主をやってみたいと思っている方と思いますので、その方々に向けた記事を書いてみようかと思いまして。
元々、競馬歴は十数年あリました。
まあ、もっと言うと中学生くらいから親の影響もあって競馬はみていて(中継なかったからたんぱかダイジェストくらいだったか)、うっすら大人になったら馬主になりたいと思っていたような。
働き出したらお金も多少は自由になったので、週末は馬券を買い、G1はテレビに張りついて、たまには友達と競馬場に行ったりして楽しんでいた。そんな中で一口馬主というものがあることも知っていた。知ってはいたけれど、「お金がかかる」「やっている人が周りにいない」、ということで触れる機会がなかったわけで。
「1万円で一口馬主になれる」という話
ネットだったかでそういう話を見ました。
一口はお金がかかる、馬代もともかく月々の預託料も払わないといけないから難しいと思っていたのだけれども、新しくできたクラブは最初に払ったら月々払わなくていいと(今は違うけど)、で一番安い馬が10000円ということで。
だったらまあ、最悪全損でもいいかと思ったのか、初めての出資を決断したわけです。
それが DMMバヌーシーのアイワナシーユー という馬でした。これが、自分の一口馬主(だけじゃないけど)人生のはじまりですね。
初めてパドックで「自分の馬」を見た日
出資してからだいぶ待ったはず(よく覚えていないけど出資から1年以上経っているはず)。
ともあれ、初戦の舞台が東京競馬場となった。一番近いし、これは行くしかないと気張って応援に行きました。
パドックで馬を待っていると、アイワナシーユーが周回してきました。馬券を買うためにパドックを見ることは何度もあったけれど、その感覚とはなんか違ったのかな。やっぱり思い入れが出てきていたと思います。
応援馬券を買って、コースの方へ。
ゴール板近くに陣取って、レースが始まりました。
(レース展開は忘れていたので映像を見返してみた)
スタートしてスムーズに中団外目につけて、あまり揉まれることもなく直線で外からいい手応えで伸びてくる、勝てそうな手応えだったんだけど、もう1頭同じような手応えで上がってきた馬に外からクビ差差されて、2着というレース。
直線はめちゃくちゃ興奮して大声で応援していたことはよく覚えています。
残念だったんだけど、これが今の原点になっているかなーと思います。
結果と、それでも残ったもの
アイワナシーユーは身体が小さいこともあってか、その後レースを重ねるごとにじりじりと成績が振るわなくなっていき、5戦0勝で引退。結局、初戦が1番のチャンスでしたねー。
金額的には、確か出資した金額の半分程度しか戻ってこなかったので、まあ損をしたということにはなります。
ただ、それよりずっと大きかったのは、馬券では得られない高揚感というかなんというか。自分の馬がパドックを歩いている、自分の馬がレースで先頭に立っている、その感覚は、馬券で万馬券を当てたときの興奮とは質の違うものかなと私は思いました。
当事者として競馬を見る、という体験とでもいうんでしょうかね。
ここから沼へ。。。
まあその後、9年くらいになってくるわけですが、思えば遠くへ来たもんだということになります。
その辺はまた別で書くかもしれませんが。
程度によるけど、お金は間違いなくかかる(プラスにするのは結構厳しい)。
で、皆さん言われることですが、沼りますね。
金額、頭数、出資割合、地方馬主、オーストラリア馬主・・・と自分でもやりすぎだなとは思います。
ただ、精神的な充足度は計り知れない、と言っても過言ではないと思っています。
迷っている方がいらしたら、ぜひ一歩踏み出してほしいなと思う次第です。
(くれぐれもご自分の予算の許す範囲で、まあハマった人はどんどん額がかさんでいくんですけど)