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オーストラリア初出走、初勝利! ーリッチシャンパンー

だいぶ時間が経ってしまいましたが。

以前のエントリで記載していた所有馬の他に、もう1頭追加で所有を開始していました。

Rich Champagne(3g)

Rich Enuff x Hautvillersのセン馬。


父はオーストラリアのトップサイヤーの1頭である Written Tycoon の直仔で勝ち上がり率が50%を超えており大変優秀。母は1勝馬で初仔と2番仔が4勝していてその父が両方ともWritten Tycoonであるため、当然その相性の良さからの配合であることは疑いの余地がない(かつ、Rich Enuffの方が安い)。


23年9月のデビューから24年5月まではアーロン・パーセル厩舎管理であったが、素質は高く評価されているものの気性、気持ち的に難しいところがあり、実力を発揮しきれなかった面があった模様。


そこを打開するために、心機一転アンドリュー・ボビン厩舎に転厩となったタイミングで、私も共有を開始しました。


この転厩は功を奏したようで、気持ちが安定してきて調教が積めるようになり、レースで実力が発揮できるようになってきた模様。


6月のエチューカでの2着後、7月5日のバララットのオールウェザー2100mにて、待望の初勝利となりました!


やや外目の枠を引いたものの、行き脚ついて先頭へ。道中一気に捲ってきた馬に先頭は譲りペースを守って2番手を進み、直線早めで再び先頭へ。差してきた2頭に内と外から迫られたが最後まで抜かすことなく、先頭でゴール板を駆け抜けました!!


最後迫られたもののしぶとく差させませんでしたし、まだ上も目指せそうな内容。レーティングも58と水準上位程度の値となっていました。


次走は7月23日のワーナンブール2000m、BM58のレースを使うことになりそうですが、引き続き期待して応援していきたいと思います。

勝利後のRich Champagne

オーストラリアの共有馬

現在の持ち馬をご紹介。
#一口馬主DBで海外も対応してくれたらいいのに。。。
なお、オーストラリアでは8月1日に歳をとります。

Rising Sun Syndicate(RSS

Black Cherry(2f)

Brazen Beau x Elishebaの牝馬。Inglis 2023 Premier Yearing Sale での購買。
父はオーストラリアのトップサイヤー I am Invinsible の後継、母はアイルランド産でリステッドで4着の実績あり。
胴の詰まった体型で短距離志向、体高は低めだが馬体重は450kg〜(最新の馬体重は不明、オーストラリアはあまり馬体重計らない)あって十分筋肉が詰まっている。
一度入厩後に成長痛のようなものが出てしばらく休養、それが治って順調に調教を積んでいたがソエと気性の難しいところが出てまた放牧。ソエも良くなりようやく入厩前のプリトレーニングまで漕ぎ着けました。2歳のうちにトライアル/ジャンプアウトに辿り着ければ御の字ですかね。

Black Cherry
Presagio(4g)

日本産馬で元レックスの共有馬。サラオクに出品されたところをRSSが落札してオーストラリアに輸入。
ハービンジャー産駒で、いかにも中距離の芝で良さそうな血統と馬体を見込んで共有したものの、渡豪後に疝痛で開腹手術。その後能力のありそうな調教を積んできたところで屈腱炎発症と、なかなかに恵まれない形になってしまい意気消沈。
共有馬主間の投票で現役続行となり屈腱炎からの復帰を目指すことになりましたが、1年くらいはお目にかかれないかな。。。

Presagio
Ocean Park x Fashionably(1c)

ニュージーランドのKaraka 2024 セールでの購買。
父はコックスプレート勝ち馬、母は1勝馬だが、祖母がクイーンズランドオークスを含む重賞4勝のScarlett Ladyと、血統的には筋が通っている。
3番仔でセリ時点では上は未出走のため繁殖能力は未知数だが、実馬は皮膚の薄そうな良血の雰囲気を感じさせる馬体で、踏み込みも好みだった。
少し馬体が薄い感じではあったが、ここにきて440kgまで増えてきたので、まあそこまで心配はいらないか。
指向は中距離〜でダービーを目指したい一頭。
現在は馴致が無事終了し、成長待ちの放牧中。

Ocean Park x Fashionably
Magna Grecia x Just as Soon(1f)

Inglis 2024 Premier Yearing Sale に出品され主取となったが、管理するヘンリー・ドワイヤー調教師を通じてリーズナブルに権利を購入。
父は英2000ギニーの勝ち馬でこの世代が2世代目のためまだ未知数だが、弟にあのSt Mark's Basilicaがいる血統でぽっと出感はない。母は日本産馬でジャスタウェイの産駒、オーストラリアで2400m前後のレースを4勝している。初仔。
馬体はまだ幼い感じだが、この馬も皮膚感がよく、踏み込みが力強いのが好み。
明らかに中〜長距離向きなので、こちらはオークス狙いになる。
成長を促すため購買後しばらく放牧されており、ついこの間馴致先へ入厩したところ。

Magna Grecia x Just as Soon

Japanoz

The Blue Swan Lake(2f)

Magic Millions 2023 Gold Coast National Yearling Saleでの購買。驚きの4,000AUS$!
父は2024年の種付け料が275,000AUS$と超高額でSHE'S EXTREMEやESPIONAといったG1馬を輩出、母は未出走だが祖母がクイーンズランドオークスの勝ち馬で母の兄弟にも重賞勝ち馬がいる血統で、筋は通っている。
何故にこんなに安いのか理解不能
初仔で体高は低いは筋肉量は豊富そう、寝繋ぎなのが難点ではあるものの、リスクリワードの観点では欠点を補って余りある魅力があると考えている。

The Blue Swan Lake
Pariah x I'm Going(1c)

Magic Millions 2024 Gold Coast March Yearling Saleでの購買。
父は名種牡馬Redoute's Choiceの後継で大物は出していないものの勝ち上がり率は45%程度あり打率はそこそこ、母は1勝馬で2番仔。
歩きを見ると可動域が広く、放牧地での動きを見るとバネがありそうな雰囲気なので、血統の字面より実馬はいい印象を抱いている。

Pariah x I'm Going

こんなにたくさん持っていて、まだ1頭も走っていないという。
ぼちぼち走るところを見たいものです。

馬主ライフの夢と現実:オーストラリアで共有馬主になる魅力

ブログを書くのが面倒になって、1,2年放置していました。
その間に状況も変わってきたので、またちょっと書いてみようかと思い立ちました。
今はまだ書く気力あり、です。

昨年からオーストラリア🇦🇺競馬で共有馬主を始めました。

きっかけは、私も共有させていただいているRising Sun Syndicateさんと須田鷹雄さんのコラボ系の動画だったかと思いますが、それからあれよあれよという間に6頭持つことになっております。

もちろん英語圏ですので、日本で持つよりはアプローチのハードルはやや高めなのですが、日本人が運営するシンジケート会社や調教師さんが何人かいらっしゃるので、そちらでは日本語でやり取りできますので支障なく所持に至っております。

私が持っているシンジケートと調教師さんをご紹介。

●Rising Sun Syndicate●
https://www.risingsunsyndicate.com/
オーストラリアにて3人の日本人ホースマンにより運営されているシンジケート会社。

シンジケート会社は日本で言うところのオーナーズクラブという理解が近い。主としてセリで共有募集馬を仕入れ、共有の募集を行う。馬がいい成績を残さなければ実績が積めないので、ここの目利きが重要になる。

オーストラリアにはシンジケートが多く存在するが、こちらの特色は日本のサラオク等で未勝利戦期間中に勝ち上がれなかったが、オーストラリアに向きそうな馬を仕入れて走らせるというルートを確立している。

このルートで実績を残しているのが、マイネルレガシーやニシノクレセントになる。

こちらはビクトリア州が主戦場となる。

●Japanoz厩舎(中條調教師)●
https://japanoz.com.au/ja/
日本人調教師の中條大輝さんが運営している厩舎。

オーストラリアでは調教師自身が馬を仕入れ、共有の募集を行うケースも多い。

ニューサウスウェールズ州のバラナ競馬場に厩舎を構えており、共有馬はニューサウスウェールズ州クイーンズランド州のどちらかが主戦場となる。

こちらも頻繁に共有馬の動画を中心としたレポートが届き、一定以上の共有割合を持っている馬主を対象に月1回の厩舎ライブもあるため、馬や厩舎を身近に感じることができる。



オーストラリアでは、日本のように馬主になるための審査がほぼないため、馬を買えば(共有すれば)誰でも正式な馬主になれます。ここが大きなメリットだと思っています。

また、G1レースの数が非常に多いのですが、セリで安かった馬からも比較的多くのG1馬を輩出しています(日本では考えられないレベルで)。

その意味で、非常に夢のある馬主ライフが送れると考えています。



要素がありすぎて全くもって語り尽くせないのですが、まずはこのへんで。

気が向いたら別のエントリで続けますが、私が分かる範囲では色々お伝えすることが可能ですので、ご興味ある方はご連絡いただければと思います。

※タイトルはAIにつけてもらいました